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忙しさにかまけているうちに、あっという間に師走になってしまいました。 週1回の更新という目標はどこへやら。。。 更新を楽しみにしてくれているお友達にも恵まれているというのに、駄目だなぁ・・・。 集英社文庫の「恋する四字熟語」 カバー背面の紹介文には、 「恋愛短歌の名手が、恋と人生の不条理を122語の四字熟語にからめ軽やかに描く、前代未聞の恋愛四字熟語エッセイ。せつなく甘く、ちょっぴり辛口。」 とあります。 辛口っていうか。。。。 「え〜、そんな正直に書いちゃっていいんですかー?!」 というくらいに女の本音をズバリと書いてくださった。 酸いも甘いも。 言葉にしきれなかった、ズルさとか、あいまいさとかを、「クス」っと笑えるくらいに淡々と書いてくれています。 正直、佐藤さんの短歌ってよんだことがない。。。と言いますか、彼女の存在すらこの本で知ったのですが、短歌も気になる〜〜。 おそらく別の作品も買ってしまうと思われます。 淡々さが丁度いいんですよ。 たとえば・・・ 狡兎良狗 役に立つ間は大事にされるが、用がなくなるとあっさり捨てられることのたとえ。 とあって、「ひどいボーイフレンドに捨てられた後、優しくて誠実な男の子に拾われた。(中略)わたしはその前の彼のことをものすごく好きで、友達に「あんな人とはもう会わないで」と心配されていた。(中略)好きな理由を説明するたびに「言ってることがさっぱりわからない」と呆れられたものだ。新しい彼といつも一緒に、それまでしたくてもできなかったことを全部してすごした。(中略)一年が過ぎ、私は「別れたいの」と本人より先に友達に言った。彼女達があまりにも彼を気に入っていたからだ。「すごく傷ついていたから、彼に一緒にいてもらった。彼のおかげで、その傷が癒えた。だから、もう彼は必要なくなった」叱られるかと思ったら、「今までにあなたがした説明の中でいちばん筋が通ってる。こんなに言ってることが理解できたことはない」と一発で納得され、その話は終わってしまった。」 ・・・とかね! 他にもなんだか「そうそう」と頷いてしまうことばかり。 日進月歩 今日より明日、明日よりあさってを豊かに前進させようとするシステムのこと。 ・・・・・・と書いておいて、田辺聖子さんの小説を読んだら、自分が女友達と数日前に語り合ったような恋愛の苦悩が描かれていた。っていうか、身に覚えのあるようなことばかり。その小説が生まれたのは昭和48年。「新幹線もインターネットも生理用ナプキンもこんなに進歩してるのに、わたしたち三十年間もいったい何やってるの!?」と叫ぶ。とかね。 弱肉強食では 弱いフリのできるしたたかな女が、強くありたい男を手に入れるのが自然の摂理。強く賢い女はいつも、試合に勝って勝負に負ける。 きゃ〜!私勝負に負けてるタイプだわ! 仕事大好きだし。 お金大好きだし。 お酒飲んでも仕事の話してるし。 こんなことを言ってはなんだけど、多分佐藤さんもそちらのケが強い女性だと思うのです。何冊も本を出してる作家さんなのに、未だに普通に会社でも働いてるそうです。 さらにお子さんもいるそうです。 子育てに仕事に執筆活動。 強くて賢い女性なんだろうな・・・と思います。 最近、多忙を極めていたので、なんだかとても叱咤激励されたような気分になりました。 あと、ヨシタケシンスケさんの挿絵が可愛いの。 「朝三暮四」・・・偽って人をだますこと。目の前の利にひかれて、結局は同じになることに気づかない愚かしさをいう。 で、春秋時代の宋の国、サルを飼っている男が、家計が苦しいのでサルにえさの削減交渉をしました。「えさの実だけど、これからは朝に3つ、夜に4つにしたいんだけど」「え〜!」「わかった!じゃあ朝に4つ、夜に3つでどう?」「(サルは同じだということに気づかず)やったー!!」 という挿絵のサルの喜んでる顔が超かわいいんすよ!ウッキー感が。 ちなみに、朝三暮四を恋愛において例えると、 「結婚して一緒に暮らしましょ!」「・・・え〜?」「わかった!じゃあ、まず一緒に暮らしてみて、もしうまくいったら結婚しましょう。」「うーん。・・・そらならいいか。」 だそうです。 ああ、気づいたらもうコンナ時間だ。 明日も仕事だい! この本の最後の四字熟語は「万事快調」。 佐藤さんの書いてる通り、明日も「無理しない、我慢しない、自分の気持ちに嘘をつかない」という感じでいきたいと思います。 おやすみなさい〜。 恋する四字熟語 (集英社文庫)
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