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初回に書いた吉本ばななさんと同様、私の人生において大きな存在となってしまった作家さんが山田詠美さんです。 15歳で彼女の作品に出会ってからというもの、 フリークです。大好きです。先生です。大将です。羅針盤です。要です。 彼女が「白いものを黒」と言ったら黒く見えてしまう。 いや、見えなくても、「真実は黒なんだ」と納得してしまう。黒くていい。もう、黒でいいです。私も黒だと思います。・・・となってしまうくらい、私の思考回路には「山田詠美」というフィルターが存在しています。 お勧めしたい作品は全部なんですが、今ちょうど手元にあるので、「4U」からご紹介したいと思います。 今後、おそらく次々とAMYについて書いていくのではないかと思われます。はい。 1997年に出された彼女の短編集「4U」。 9つの短編を読むことができます。 実は、この短編集の中で私が一番すきなのは、「あとがき」なんです。 (以下抜粋です) 恋に落ちるとき、英語ではケミストリー(化学反応)という言葉を使う。(省略) 今回の短編集では、人間関係におけるケミストリーの例をいくつか書いてみたかった。 と書いてる通り、9つの、「言葉にできない想い」を美しい日本語で書いています。 「言葉にできない想い」とか「学校では教えてくれないこと」とか、私は人として教えてもらいたいことはすべて彼女から教わったような気がします。 人間関係って、楽しいことばかりじゃなくて、苦しいこととか、嫌なこととか、憎んでしまうことさえあるけど、彼女の作品を読むと、なんとか「強く、温かく」乗り越えていけます。 なんでだろう・・・?って思っていたけど、「4U」のあとがきを読んで納得がいったのでした。 (以下抜粋) 人を好きになることは、時々、苦い思いを味わうことでもあるけれど、私は、いつも 振り向いてもらいたい。私のラブストーリーは、いつだって、振り向いてくれる人の ためにある。 私は彼女に振り向いてしまう側の人間です。「格好いいなぁ」「素敵だなぁ」とあこがれてしまいます。 でも、彼女は読者のそういう気持ちに、作品を通してやっぱり振り返ってくれるんです。 (以下抜粋) まあ、振り向く用意は、いつでもあるからね、ということで許してもらおう。 誰のために?4Uだよ。 これだから山田詠美はやめられない。 4U(ヨンユー)
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